冬至薄暮

冬至の夕暮れに。
低い水面。細かなさざ波。流れ着いたイス。

静寂の水辺

待宵月のぼる淀川のよどみ。

静寂に包まれた水面に映り込む機関車の軌跡。

晩秋の空と銀杏

爽やかに晴れた晩秋の昼下がり。

黄金に色づいた公園の銀杏と築堤をゆく貨物列車。

霜月〜待宵月と貨物列車

晩秋の夕方、東の空に昇り始める待宵月。

いつも通り貨物列車が鉄橋を渡って行きます。

雨上がりのワンド

秋の雨止み風は凪ぎ、静まりかえったワンド。

鉄橋をゆく機関車。赤川仮橋のある淀川橋梁の夜景。

おおきな樹とちいさな木がつくる幻想的な影絵の世界。

検測車ゆく赤川の鉄橋

ディーゼルエンジンの音を響かせ、検測の光を四方に放ちながら、

赤川の鉄橋を走り抜けます。

彼岸花咲き誇る築堤

秋晴れの空、築堤を深紅に染める彼岸花。

大阪都島の街角に残ったオアシス。貨物列車がゆくかけがえの無い風景。

中秋名月入り沈む

中秋名月が西の空に傾き始める頃、城東貨物線を朝一番列車が終着駅に向って走り抜けて行きます。

電気検測車ゆく神崎川橋梁

秋分を過ぎた夕陽がちぎれた雲の隙間から放つ光の帯。

電気検測車がゆっくりと鉄橋を渡って行きます。

地蔵盆

大阪の夏〜地蔵盆

子どもたちの成長を見守って下さるお地蔵さま。

やわらかに提灯の灯りが夜通し点され、平穏無事とご加護に感謝の祈りを捧げます。

入道雲崩れの月夜

沖縄西部を通過して行った台風の影響か大きな入道雲が出来上がった関西圏。

一滴の雨も雷も落とす事無く日没を迎えたその雲は、

なされるが侭に平らに平らに広がって風に乗って流れて

淀川上空をのっぺりと覆い尽くしました。

月明かりが、低く広がる雲を照らし淀川のわんどが幻想的な風景に。

青森へと向う貨物列車が鉄橋を渡って行きます。

なにわ淀川花火大会

打ち上がる大輪の花と貨物列車と赤川仮橋

たまねぎの習作

雨上がりの夜に〜淀川と月

太っちょ三日月が淀川のワンドに入り沈む。

日中は梅雨らしくしっかりと雨が降り、乾き切った芒種も恵み豊かに潤った事でしょう。

上弦の月は明後日。

百済最終列車のPF牽引5086レが淀川橋梁を渡り終えると、お月様はいそいそと沈んで行きました。

長い旅路を終えて〜単機回送

埼玉の越谷から大阪の百済まで。

夜通し貨物列車を牽引してきた機関車。

一旦吹田の車庫へと回送。鱗雲広がる朝の淀川で。

淀川の河川敷で

早朝列車の撮影を終え、ワンドから河川敷を堤防に上がる階段で

ふと目に留まった生き生きとした植物の影。

太陽の高さによって日々変化する影の長さや濃さ、植物の成長具合とか一期一会だと銘じて。

月夜の淀川〜鉄橋を行く貨物列車

上弦の月輝く淀川で鉄橋をゆく貨物列車を

城東貨物線から栃木の那須塩原への出で立ちをお月様がお見送り。

壁の青海波

青海波に梢の影落ちる

コンクリート塀の透かしブロック

昼下がり路地をゆく貨物列車

春の昼下がり。貨物列車がゆく大阪市内の路地。

都市部が次々と高架橋になっていく中、

未だ石積みの築堤が残された城東貨物北線。

路地傍を悠然と走り抜ける様子は今や貴重ではないかと思う。

路地 見上げる築堤に飛行機雲と桜

都島区大東町の路地

満開の桜。空には飛行機雲。

築堤の石垣を見上げながら貨物列車の通過を待つ。

さくらと機関車

やせた細い枝の先に咲く

夜をゆく〜貨物列車の機関車

鉄橋の歩道を照らす灯りに浮かび上がる機関車

前照灯が照らし出す鉄橋のトラス

城東貨物線の風景で一番好きな一瞬

東雲に浮かび上がる

城東貨物線／淀川橋梁

生駒山の稜線が白み始める東雲の空に浮かび上がり、

鉄橋をゆく貨物列車がトラスを白く染め上げる。

堺のチンチン電車

古風な民家の軒先をのんびり走る堺の路面電車「阪堺電車」

雲が描かれた旧型車両のレトロな風貌に魅せられて。

鉄橋工事が進む冬の昼下がりに

雪雲広がる冬の空に向って重機が高々と突き立てられ、

鈍く光る水上で鉄橋工事が着々と進んでいきます。

日没の淀川

陽の入り沈む淀川と貨物列車の機関車

赤川仮橋から眺める事の出来る冬の風景

自転車と機関車／赤川仮橋

2013年初荷を牽く機関車として吹田から百済駅へと単機で渡っていきます。

赤川仮橋を通行する自転車が機関車と並走する形になり競争しているように見えました。

symmetry

夕陽沈む淀川のワンド

二つの太陽。二つのトラス。

二人の心は一つかも。